一戸建てvsアパート どっちが狙われやすい?空き巣の心理を解説|空き巣対策研究所アキラボ
どちらも安全ではない!“空き巣の目線”で見ると見えてくるリスク
「空き巣は一戸建ての方が狙われやすい」
「いや、無防備なアパートの方が危ない」
実はこの議論、どちらも“正解”です。
空き巣の心理から見れば、ターゲットの選び方は「家の種類」よりも“入りやすさ”。
ただし、構造や生活環境の違いによってリスクの傾向は確実にあります。
この記事では、実際の防犯診断の現場で見えてきた、
「一戸建て」と「アパート」それぞれの“狙われやすい理由”を専門家の視点で解説します。
一戸建てが狙われやすい理由|“自由度の高さ”が裏目に
一戸建て住宅はプライバシーが守られる反面、
“人目に付きにくい環境”を作りやすいという弱点があります。
空き巣は下見を行い、**「侵入しても見つからない」「逃げやすい」**という条件を最重視します。
🏠 一戸建てが狙われやすい3つの理由
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| ① 見通しの悪い外構 | 塀・植栽・カーポートなどが“死角”を生みやすい |
| ② 不在時間が長い | 共働き・旅行中など、留守の時間がはっきりしている |
| ③ 侵入経路が多い | 窓や勝手口など、複数の入り口があるため警戒が分散する |
💬 アキラボ代表コメント:
「防犯意識の高い家庭ほど、意外と“家の構造”に盲点があります。
特に庭や裏口の照明・フェンスの見直しでリスクが減ります。」
📍対策のポイント
- 夜間はセンサーライトで死角をなくす
- 窓すべてに補助錠を設置
- 外から“丸見え”でも良い程度のオープン外構にする
アパートが狙われやすい理由|“人の出入りが多い”油断
一方で、アパートやマンションでも空き巣は後を絶ちません。
犯人にとって都合が良いのは、「不審者に見えにくい」環境です。
出入りの多い集合住宅では、**「部外者が混ざっても気づかれにくい」**という特徴があります。
🏢 アパートが狙われやすい3つの理由
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| ① 不審者が目立たない | 入居者や宅配業者を装いやすい |
| ② 防犯意識が低い部屋が混在 | 窓の鍵・ベランダの施錠忘れなどが多い |
| ③ 古い建物では防犯設備が脆弱 | オートロックなし、照明不足など |
特に2階以上でも油断禁物です。
隣のベランダ伝い、排水管やエアコン室外機を足場に侵入するケースも珍しくありません。
📍対策のポイント
- 不在時は必ず全ての窓を施錠
- 玄関ドアの鍵をダブルロックに変更
- 共用部の暗がりには個人でセンサーライトを設置
空き巣が見る“リスクとリターン”の心理
空き巣はプロの「リスク分析家」です。
彼らは常に「短時間で入れて」「安全に逃げられて」「利益が出るか」を計算しています。
心理的に見ると、空き巣が家を選ぶ基準は次の3点です👇
| 判断基準 | 内容 |
|---|---|
| ① 見つかるリスク | 人通り・照明・カメラなどの有無を確認 |
| ② 時間コスト | 鍵・窓・侵入ルートの手間を計算 |
| ③ 収穫の見込み | 裕福そう・放置物がある・生活リズムが読めるか |
つまり、“入る前に安全性を数値化”しているのが特徴。
このため、「人目がある・侵入に時間がかかる」家は自然と敬遠されます。
比較まとめ|どっちが狙われやすい?
| 観点 | 一戸建て | アパート |
|---|---|---|
| 人目のつきやすさ | ✕(死角が多い) | ○(共用部に人の気配あり) |
| 侵入経路の多さ | ✕(窓・庭・勝手口多数) | △(玄関・ベランダ中心) |
| 不審者の発見リスク | ○(通報されやすい) | ✕(出入りが多く紛れやすい) |
| 不在時間の読みやすさ | ✕(家族構成で予測されやすい) | ○(単身者は変動が多い) |
| 総合リスク | 高 | 中〜高(建物・環境次第) |
💡結論:
侵入ルートの多い一戸建てが「構造的リスクが高い」
一方で、管理意識の低いアパートも「心理的に狙われやすい」。
つまり、“どちらが安全”ではなく、“どちらも危険”が正解です。
プロが推奨する「タイプ別・防犯対策」
🏠 一戸建ての場合
- 窓全てに補助錠+防犯フィルム
- 裏口・庭・勝手口にセンサーライト
- 郵便物の一時止め・タイマーライト活用
🏢 アパート・マンションの場合
- 玄関ドアをディンプルキー化(ピッキング対策)
- ベランダ侵入対策(柵上部にトゲ状防犯具)
- 不審者を見たら即通報・共有
💬 アキラボ代表コメント:
「建物の種類ではなく、“住んでいる人の意識レベル”が防犯力を決めます。
日々の小さな習慣が、最大の防犯になります。」
まとめ|“どこに住むか”より“どう守るか”
空き巣にとって、ターゲット選びの基準は
「家の種類」ではなく「侵入のしやすさ」です。
✔ 一戸建ては“構造的リスク”
✔ アパートは“心理的リスク”
どちらにも弱点がありますが、
共通して重要なのは「防犯意識」と「対策の継続」です。
アキラボでは、甲府市を中心に**無料防犯診断(3項目)**を実施中です。
一戸建てもアパートも、まずは“自分の家の防犯レベル”を数値で知ることから始めましょう。
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